アトピー肌に亜鉛
今日オンラインダイエットを受講して下さったお客様とお話していたら、
お子さんがアトピーだとおっしゃるので、亜鉛を試してみては? とお勧めしました。
そう言えば、過去に亜鉛について書いたことがあるので、過去記事に加筆したいと思います。
亜鉛不足による症状
以前、日曜の朝にやっている健康番組 健康カプセルゲンキの時間
で、亜鉛を扱っていました。
亜鉛が不足すると、低亜鉛血症になり味覚障害になります。
重症化すると何を食べても味がしなかったり、砂や粘土を食べているような感覚になったりする人もいます。さらに手のしびれやうつのような症状が出る場合もあるそうです。
手足のしびれって、ヘルニアだけじゃなかったんだ~。。
何を食べても砂や粘土のような味では、食べる楽しみがなくなってしまいますね。
ミネラル不足のサイン
こんな症状ないですか?
- 貧血気味
- 脱毛
- 肌荒れ
- 足がつる
- 疲れやすい
これらの症状は、ミネラル不足のサインです。
身体に不足しやすい亜鉛
しかし体内で合成することができないため、食べ物などから摂取しなければなりません。
中でも亜鉛は、私たちの身体の中にある約2000種類以上の酵素のうちの300種類もの酵素の材料となり、主に細胞の新陳代謝を助けます。
そのため肌や毛髪から内臓、筋肉、脳に至るまで全身の健康を保ってくれます。
また男性ホルモンの材料になったり女性ホルモンの分泌を促してくれたりします。
そんな亜鉛は、肉類や海産物、チーズや卵などに多く含まれますが、中でも断トツの含有量を誇るのが 「牡蠣」 です。
しかし、吸収率に注意が必要です。
亜鉛は腸管からは30%程度しか吸収されず、あとの70%は出てしまいます。
また亜鉛は水溶性のため多くが汗でも流れ出てしまいます。さらにストレスと受けると大量に消費されてしまうとも言われています。亜鉛は身体にとって大切なミネラルでありながら不足しやすく、日本人の推計30~40%は不足しているという報告もあります。
亜鉛の吸収率
ふーん、 でも、うちは、チーズも肉も牡蠣もいつも食べているから、大丈夫
チーズのお皿の真ん中にあるのは、イカの塩辛のクリームチーズ和え(夫・作) です。
牡蠣とレモンがありますね。 亜鉛は柑橘類と一緒に摂ると吸収率がアップするんです。
柑橘類に含まれるクエン酸の「ミネラルの吸収を促進する働き(キレート効果)」によって、摂取した亜鉛が効率的に腸管から吸収されているのだと考えられます。
クエン酸は、梅干しやキウイフルーツなどからも摂れますが、飲酒や喫煙などの生活習慣によって大量に消費されてしまうため、亜鉛を含む食品と一緒に積極的に摂りたいですね。
亜鉛は、アトピーにいい
亜鉛は、皮膚を作り、かゆみを抑える効果があるのです。
私の周りには、味覚障害の人はあまりいないけれど、
アトピーの人は小さい子に限らず、たくさんいらっしゃいます。
トリートメントをするときも、なんとか治って頂きたいなぁ~とあれこれ考えてしまうのですが、 亜鉛がいいんだ。
しかしながら、ドラッグストアなどに売られているほとんどの亜鉛サプリは亜鉛酵母から製造されています。
酵母は真菌の一種で、アトピー患者に感染している病原菌もマラセチアやカンジタといった真菌の一種であるため、亜鉛酵母から作られたサプリメントを摂取するとアトピー症状が悪化する可能性があります。
いいのか、悪いのか分からなくなってしまいますね。
アトピーのある方は、グルコン酸と言うのが含まれている亜鉛サプリがおススメです。
亜鉛サプリのご紹介
こんな方におすすめ!
肌が敏感でお悩みの方
アトピー性皮膚炎でお悩みの方
ニキビなど皮膚疾患
脳の健康、睡眠、気分
免疫力強化と風邪
糖尿病
黄斑変性症
男性の性機能
妊娠
月経前症候群
関節リウマチと炎症
お風呂に入って温まると痒くなる方
お布団に入って温まると痒くなる方
ストレスが非常に強く肌が閑相している方
皮膚粘膜の虚弱な方
異常に肌が乾燥して痒い方
毒液をつけると赤くなったり、痒くなったりする方
濃度の濃い美容液などをつけると痒くなる方
味覚障害
お酒をよく飲まれる方(アルコールを分解)
子供の健康な成長に(細胞分裂が活発な成長期の子供には亜鉛は不可欠)
こちらのサイトは、種類が豊富で定期購入割引などもありますので、ご参考にしてください。
【追記】
- グルコン酸亜鉛は、アトピーや喘息などに良いそうです。
- また塩こうじ・麹・甘酒などのカビを使った発酵食品はアレルギー・アトピーの人は避けたほうが良いそうですよ。
- エストロゲン(経口避妊薬 ピル)を摂取すると亜鉛の吸収率が弱くなったり、排出が多くなったりします。
まとめ
- 亜鉛不足になると味覚障害・皮膚病・手足のしびれ・うつに似た症状などがでる。
- 亜鉛は細胞の新陳代謝の役割がある
- 亜鉛は、肉類や海産物 特に牡蠣、チーズや卵に多く含まれている。
- 亜鉛は腸管から約30%しか吸収されず、70%は出て行ってしまう。
- 亜鉛は柑橘類や梅干しなどクエン酸を一緒に摂取すると、吸収率がアップする。
- アトピーや喘息がある人は、グルコン酸を含む亜鉛サプリが良い。
- アトピーや喘息のある人は、麹食品は避けたほうがよい。