痴呆症が増える原因
健康よりも便利さで広まった食品
今、日本では認知症の方が昔よりも増えてるように思います。
それは、単に一昔前よりも 現在のほうが人間の寿命が延びてるから。
寿命が延びれば、身体のどっかに支障をきたすのが増えてくるのも当たり前じゃない?
と私は思っていました。
ですが、改めて油について考えてみると
どうも認知症が増えたのは、
もともと自然界には存在しない人工的な油を
戦後 「動物性の油はコレステロールが高い」と言う考えで
やれ、こちらの方が
■常温で保存できるよ。腐らないて便利だよ。
■大量に生産できるので安価だよ。
■適度な硬さで伸びもよく、料理にも使いやすいよ。
などの利便性重視で作ってしまい
それらを多く摂取した世代が今
認知症やら動脈硬化などの支障をきたしているんだと思うのです。
もう、何について書いているのかお判りですね?
トランス脂肪酸
のことです。
私なんか、お料理を美味しく見せるために
コーヒーポーションをちろちろとかけて、使ったりよくやっていました。
ポーションをミルクや生クリームと思っている人がいるかもしれません。 あれはミルクや生クリームではなく「油」なんです。
サラダ油と水を混ぜ、そのままでは混ざらず分離したままなので、乳化剤が使用されます。乳化剤を入れて混ざったら、増粘多糖類を入れてとろみをつけます。
このままではまだミルクには見えないので、色素を加えて濁らせ、腐らないようにpH調整剤を加えれば完成です。
スジャータの製品のように、コーヒーポーションに脱脂粉乳などの乳製品を加えてミルクっぽさを出しているものもあります。
知らず知らずに摂ってしまいがちですよね。
トランス脂肪酸は99%体内に吸収されると言うから恐ろしいですね。
酸化した油の再利用
昔の人は、油を1回で捨てずに濾して何回も利用したりしていました。
それも今思うと、とても怖いことです。
油は本来 酸化しやすく劣化しやすいのが特徴です。
それを長持ちさせようとしたところに、無理があったのかな?
例えば、マーガリンは製造の過程で
油の臭い消しに水素を加えます。
この時にトランス脂肪酸が生成されます。
また 高温で加熱処理をする過程でもトランス脂肪酸は作られます。
ポテトチップスの揚げ油の中には、ショートニングが混ぜられてます。
ショートニングはトランス脂肪酸の一種。
マーガリンと同じく、植物油に水素を添加して常温でも固形状に保てるように生産されています。
ショートニングが大量に使用することでサクサク感をだしたりしています。
同様にファーストフードの揚げ物も、ショートニングがたくさん含まれています。
脳の細胞膜は油で出来ている
私たちの脳は、ほぼほぼ油で出来ているので、
いい油を摂取することが大事。
悪い油を摂取すると、脳の機能がうまくいかなくなってきます。
脳に欠かせないのが、オメガ3系(魚の油 DHAやEPA)の脂肪酸です。
もし、私たちが圧倒的にオメガ3の摂取量が少なく
手軽なトランス脂肪酸の油をとってばかりいるとします。
トランス脂肪酸を多く含む食品
トランス脂肪酸を多く含む食品は以下のとおりです。お
すると、脳は、
オメガ3が無くなると、体内に残っているトランス脂肪酸を材料にするようになります。
こーなると、先ほど言ったような
■動脈硬化の原因を招く
■血管の老化を招く
結果となりますから
DHAやEPAの豊富な青魚は積極的に食べてほしいですね。
オメガ3は熱に弱いですから、焼き魚や干物よりも
お刺身が1番おススメです。
もし、生臭いのが嫌と言う方は
サプリで摂取するのもいいと思いますよ。
まとめ
- 痴呆症が増える原因の1つとしてトランス脂肪酸の摂取がある
- トランス脂肪酸は利便性を重視した作られ人工的な油
- マーガリンやショートニングもトランス脂肪酸の一種
- トランス脂肪酸を多くとると、脳の機能がうまくいかなくなる。
- オメガ3の油(青魚の油等)を摂るとよい。
- 人間の身体はオメガ3の油がなくなるとトランス脂肪酸の油で賄うようになっている。
- オメガ3の油は刺身やサプリで補うと良い。
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