活性酸素を除去するスカベンジャーって?

前回サプリのお話をしたときに、活性酸素のお話もしました。

今回は活性酸素のお話をもう少し深堀りするのと、
活性酸素と一緒に耳にするスカベンジャーについてもお話したいと思います。

 

スカベンジャーってなあに?

 

「スカベンジャー」 って言葉を聞いたことがありますか?

 

スカベンジャーとは、人間の身体にある活性酸素を除去する(活性酸素除去物質)酵素やビタミンです。

 

 

活性酸素ができるとき

 

原子の中にある電子は

核を中心に軌道に通常2個ずつ対をなしていていますが
1つの軌道の中に1つしか電子がないものもあります。

活性酸素のフリーラジカルは、電子が1つしかなくて、安定していない状態です。

 

 

電子が不安定な状態なので、安定しようと
他の分子から電子を奪ったり、くっついて安定しようとします。 

 

電子が一個なくなると、その物質は「酸化」されたと言い、

逆に電子を一個もらうとその物質は「還元」されたと言います。

 

ここらへん、よく聞く言葉ですねー。

 

フリーラジカルは他の原子や分子と反応して、相手から電子を奪い取ります。
つまり、相手の物質を酸化する力が強い物質(酸化剤)なのです。

 

 

スカベンジャーの役割とは?

そこで、スカベンジャーの役割は

 

活性酸素の不安定な電子状態に、電子を与えることで 
分子構造を変え、活性酸素の酸化力をなくす(還元させる)ことを意味するんですね。

 

 

スカベンジャーの酵素の1つに

SOD (スーパーオキシド・ディスムターゼの略)と言うのがあります。
活性酸素のスーパーオキシドを過酸化水素に変える働きをします。

 

 

しかし

過酸化水素も活性酸素の1つで

また別のスカベンジャーである消化酵素の

・スーパーオキシドジスムターゼ
・カタラーゼ
・グルタチオンペルオキシダーゼ

が過酸化水素を無害な水に変えてくれます。

 

 

 

 

 

 

 

過酸化水素の発生に除去がおいつかなくなると、今度はビタミンB2が手助けするという具合です。

 

 

またスカベンジャー(活性酸素除去物質)は、

亜鉛・銅・セレン・マンガン  と言った微量ミネラルがないと作れません。

 

 

生きている限り活性酸素は発生する

 

呼吸により取り入れられた酸素の2%ほどが活性酸素になるといわれています。

白血球が有害な細菌を殺す過程でも活性酸素が発生します。

 

 

活性酸素以外に一酸化窒素も細菌を殺すために白血球やマクロファージという貪食細胞から産生され、

一酸化窒素と活性酸素が反応して極めて強力なフリーラジカルが発生することも知られています。

 

免疫細胞が産生するフリーラジカルは生体防御に必要ですが、

炎症における過剰なフリーラジカル生成は、ガン細胞の発生や老化を促進する要因となっています。

 

 

生きている限り、活性酸素を完全に取り除くことはできないけれど、
野菜などの食物のもつ抗酸化作用を意識したいですね。

 

 
 
 
 
 

まとめ

私たちの身体の中で活性酸素を取り除くことは、生きている限りできない。
活性酸素は常に発生し続けるが、
もともと私たちの身体の中にあるスカベンジャーのおかげで

ある程度減らすことはできる。

しかし、食物のもつ抗酸化力を利用し、活性酸素をなるべく発生させない意識が大切。

 

 
 
 
 

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