セルライトの状態どのレベル？

先日　セルライトのお話をしましたが、
ここ最近　ご来店くださるお客さまのお悩みが脚に多いです。

上半身はほっそりなのに、下半身にばかり脂肪がつく。

と言うのは、本当なのです。

と言うのも、
脂肪細胞は、１つ１つの脂肪細胞の中に脂肪がつめこまれています。

脂肪は常に分解しては、新しいものと古いものが入れ替わっていますが
運び込まれる脂肪が多すぎたり、放出される脂肪が少ないと
脂肪細胞が膨らんできて、太ることになります。

脂肪細胞の表面には、

■脂肪の貯蔵
■脂肪の放出

をコントロールする　レセプター（受容体）があり

脂肪を貯蔵するためのレセプターが上半身よりも下半身に集中しているからです。

上半身のレセプターは脂肪を放出するためのレセプター6個　脂肪を貯蔵するレセプターが1個
下半身では、　脂肪を放出するレセプターが1個　脂肪を貯蔵するレセプターが6個

とも言われています。

下半身は上半身の6倍も脂肪をためこんでしまうわけです。

セルライトとは、脂肪細胞が脂肪、水分、老廃物を溜め込みすぎて、肥大化してしまったものです。
皮膚のすぐ下の脂肪組織に形成されるため、痩せている人にも見られます。

なんだか、気になるなぁ～と言う方は、
セルライトのレベルを書きましたので、チェックしてね。👇

Level 1 めだった症状は見当たらない

外見的にはほどんと分かりませんが、ところどころプチプチ感を感じられます。
むくみやすい。知らない間にあざが出来ているなどの症状がでていたら要注意です。

組織内では、水の停滞が始まり、静脈やリンパ管を通じて老廃物の回収速度が遅くなってきています。
Level 2 手で押さえるとボコボコがわかるように

手で押さえると、ボコボコが分かるようになります。
皮膚の表面には、色ムラがみられ、指でつまんだ皮膚の感覚は厚くて柔らかいです。

栄養素を受給できない毛細血管は切れやすくなり、内出血やあざが出来やすくなります。
Level 3　オレンジピールスキン　完全に表面がボコボコ

リンパ管の処理しきれない組織内の水分が皮下にたまっているのを、皮膚をつままなくても確認できるようになります。
皮膚の表面が完全にボコボコした状態で、オレンジの皮のようにみえるため、【オレンジピールスキン】と呼ばれています。
酸素や栄養素の不足により、細胞が正常に機能しなくなり、その結果肌の艶や梁もなくなります。
Level 4　皮膚が波をうった状態で触ると冷たい

異常増殖、以上肥大して硬くなった脂肪細胞は水分を閉じこめてしまい、
細胞を取り巻く繊維のこわばった部分のまだ柔らかい部分の圧力の差で皮膚表面が波をうつようにボコボコになります。
マットレスをまとった状態にみえることから、　【マットレススキン】　と呼ばれます。

太めの血管の損傷までみられるようになり、ここまでくると、改善までに相当の時間がかかります。
Level 5　ヒートアイランド　皮膚の一部だけ厚く感じるところがある

血液は、混雑したセルライト組織を避け、セルライトの外側を迂回するように流れます。
新たに血液が近くを流れるようになった組織の一部は、たまっていた老廃物を一気に処理しようとするので、
ダメージを受けた組織の一部に大量に血液が流れます。
その結果、冷たいところに一部暑く感じられる部分　【ヒートアイランド】が作り出されます。
Level 5　ハニカム構造　皮膚がハチの巣状態になる

コラーゲンと老廃物でがんじがらめになった脂肪細胞は、血行が悪いため、脂肪を放出できなくなります。
しかし、新たな脂肪がどんどん運び込まれるので、脂肪・水分・繊維の強大なハチの巣（ハニカム）構造が作り出されます。

もはや外科的なアプローチが必要になってしまいます。

さらに、セルライトが出来やすいライフスタイルをお知らせしますね？
以下の項目にチェックが多い人は、セルライトが出来やすいですよ。👇

セルライトが出来やすいセルフチェック表

□　ダイエットすると必ず、リバウンドする。
□　食事代わりにスナック菓子をたべる。
□　甘いものが大好き。
□　脂肪分や糖分が多いものをよく食べる。
□　加工食品をよく食べる。
□　お酒をたくさん飲む。
□　濃い味付けが好き。
□　アレルギー反応が出る食材がある。
□　運動不足だ。
□　便秘がち。
□　姿勢が悪い。
□　正座や脚を組むことが多い。
□　喫煙する。